2011-02-21 第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
市川先生は、従来から理想選挙という言葉を使っておられました。
市川先生は、従来から理想選挙という言葉を使っておられました。
十七年前、私は理想選挙を旗印として、従来の選挙を否定した項目を掲げて、自分の住む町に女性議員を誕生させたいと候補者探しに奔走いたしました。引き受け手がなくて困り果てたとき、当町としては前代未聞の選挙を提唱したあなた自身がやるべきでほかにやれる人はいないと詰め寄られたとき、言われてみればそのとおりだと妙に納得した日のことを鮮明に覚えております。
清潔な金のかからない選挙が行われるようにどうしたらいいかという観点から種々検討いたしまして、必ずしも罰則の強化によりまして候補者の姿勢を正し、あるいは運動員の姿勢を正すということが本当に正しいことであるのかどうか問題はあろうかと存じますけれども、一歩でも理想選挙、いわゆる清潔な金のかからない選挙に近づくためにこのような提案をさせていただきました次第でございます。
○伊藤(達)委員 今御指摘をいただいたわけでありますが、その説明を聞いても、これからの新しい時代、ボランティアの人たちが中心になって手弁当で選挙を組み立てるような、そういう理想選挙の形をぜひ実現をしていかなければいけない、それが阻害される面がやはり多々あるのではないかということを御指摘を申し上げたいと思います。
中には、政治倫理に徹して理想選挙を行っているところもあるでありましょう。それはないとは決して言えないと思いますが。 しかし、選挙戦に入って、実際に選挙運動期間掛ける動員人数掛ける日当五百円とか千円とかということになれば、それは膨大な選挙資金になってくるわけです。
北海道五区みたいにあんな広いところはそれはできませんから、私は日本一理想選挙をやっているところだと思いますよ。小さくなればなるほど、本当に洪水のごとくいろいろな人が出かけてくる。実際問題として、本人が来れなければ奥さんぐらい顔を出せと言われるケースは皆さん方も体験していると思うのです。
これは、ある講演会で夫人が述べたものでございますけれども、「やればできる理想選挙 有権者の意識改革を」、こういうテーマで話されたものでございます。「政治家の妻として二十二年を過ごしましたが、この経験をお話しし、政治の実態を分かっていただければと思います。」
何を言うのかと思って聞いておりましたところ、私は理想選挙で当選してきている男です。口幅ったいようだけれども、そのとおりなんです。何となれば、私の選挙区、東京十区は非常に人口が多い。当然有権者も多い。この有権者を買収、供応しようといったって、仕立てられるものじゃありません。仮にやったとしても、ごく一部でしょう。そうすると、そのことを残余の人たちが聞いたらば全部敵に回りますから、当選しつこない。
御自身は、一般の個人献金、カンパという浄財によって政治活動、選挙運動を行い、出たい人より出したい人というスローガンで理想選挙を推進しておられました。もし市川先生が今のこのリクルートに汚染された国会をごらんになったとき、どう嘆かれるかと考えると、まさにじくじたるものがあります。
○参考人(紀平悌子君) 衆議院につきましては、私どもの団体及び主婦連、地婦連、日本青年団協議会、理想選挙推進市民の会、この二十年、三十年、選挙法の問題、きれいな選挙に取り組んでおります諸団体が、非常に猛烈にというか、余りにも衆議院の委員会の方が十分な御審議がなかったのですが、その中においても一生懸命に申し入れ等をいたしました。
政界浄化や理想選挙に情熱を傾けてこられた市川房枝さんが推進者でもありましたけれども、婦人有権者同盟、主婦連、地婦連、日本青年団協議会、理想選挙推進市民の会、こういう各団体による選挙法改正運動協議会や憲法会議を初めとするたくさんの団体、また十月四日には立命館大学の天野総長を初めとする四十一名の学者、弁護士による反対アピールも出されている。
これは、一九八三年十月七日、選挙法改正運動協議会、主婦連合会、日本青年団協議会、日本婦人有権者同盟、理想選挙推進協議会、全国地域婦人団体連絡協議会というところから私どもに、「自民党「公職選挙法改正案」を廃案とすることを要望する」という文書をちょうだいをいたしておるわけであります。
そして、私ばかりでなく、選挙法改正運動協議会に所属をしております全国地域婦人団体連絡協議会、主婦連合会、理想選挙推進市民の会、日本青年団協議会、そして私どもの団体の五つの青年婦人団体は、昭和三十六年以来有権者の立場で選挙制度あるいは政治資金制度の研究と、事あるごとに改正意見を申し述べてまいりました。
日本青年団協議会、全国地域婦人団体連絡協議会、主婦連合会、理想選挙推進市民の会、日本婦人有権者同盟、以上五団体による拘束名簿式比例代表制に反対する市民集会が開催されました。この集会に各党の代表が招かれ、見解を求められました。公明、共産、民社の三党及び二院クラブ、一の会はそれぞれ担当の議員が出席、自民党は欠席、社会党は議員ではなくて事務局の人が代理出席をしておられました。
前回無所属で金もかけず清潔な理想選挙で、それも最高点二百七十八万余人に上る人々の支持を受けて当選した市川先生が立候補できないという矛盾が生じますが、総理はその点どうお考えになっておられますか。
これは大臣の所管のところになるわけですが、戸別訪問を自由にして最大限の選挙の公営化を図った、あるいは連呼の禁止だとか選挙違反の自主規制だとか、大胆な理想選挙への模索によって幾つかの選挙制度変革の実験資料をももたらしたというふうに思うのでありますが、こういう試みについては、大臣、ごらんになっていてどうですか。
また、みずからも、昭和二十八年の第三回参議院通常選挙には「理想選挙」を掲げて東京地方区より立候補、みごとに上位で当選され、以後、三十四年、四十年と連続当選、四十九年には全国の市民運動や青年たちの声に推されて全国区より立候補、二位で当選され、昨年六月の選挙では二百七十八万余の得票で全国区のトップ当選を果たされました。
○山田勇君 金をかけ過ぎる汚い選挙を強く批判し、お金をかけなくてもできるきれいな理想選挙をお手本に示し、清潔な政治の実現に一生をささげられた市川先生の霊に対し、本当に安らかに眠っていただくためにも、いまこそえりを正さなければならないと思います。政治資金の規制、金権選挙について総理はどういうふうなお考えを持っておられますか。
○委員以外の議員(市川房枝君) 私は四月十四日の最高裁の違憲判決を引き出した市民団体の「日本婦人有権者同盟」「理想選挙推進市民の会」の関係者の一人としまして、あの判決を政府、国会、各政党がどうお受けとめになるのかということに対して特別な関心を持っておるわけでございます。
○説明員(山本武君) 御指摘のように、青年団協議会あるいは先生の熱心にやられております婦人有権者同盟あるいは理想選挙の会と、いろいろと地道に活動されていること、私ども常々存じております。 ただいま御指摘になりました点の、選挙をきれいにする運動について自治省から講師を派遣してくれというふうなお話を聞いておりました。